たまたま近くにいた美人のお姉さんに頼むと気軽にジャンプしてくれました
ゴールデンウィーク明けの5月9日(月曜)、写友と洞爺湖畔の壮瞥町の梅園に行ってきました。前回のブログ「平岡梅林公園は梅が満開」でもふれましたが、洞爺湖畔の壮瞥町の梅林も、梅で有名です。例年ですと、この時期に実施される「洞爺湖畔1周マラソン」時に満開となるのですが、今年は梅も桜も1週間ほど早まり、5月15日(日曜)のマラソン大会前に満開は過ぎてしまいそうです。
壮瞥町と言っても、ピンとこない方も多いかと思われます。道民の私でも正確な場所がわかりませんでした。洞爺湖温泉の隣町と言ったほうがわかりやすいかもしれませ。または大横綱「北の湖」の出身地、近年では「国際雪合戦」発祥の地と言ったほうがピンとくるかもしれません。ともかく、写友と梅を撮りに行ってきました。もちろん途中羊蹄山麓の撮影スポットも立ち寄ってです。
小樽からの経路はいろいろありますが、メープル街道(赤井川国道393号線)を通って倶知安富士見町に出て、京極、留寿都を経由して洞爺湖畔の洞爺村に出ます。後は湖畔に沿って壮瞥町の梅園に向かいます。湖畔沿いには、2008年の洞爺湖サミットで有名になった高級ホテルウィンザーホテルがありますが…北海道拓殖銀行の乱脈融資でも有名、その後倒産、今はどうなっているのか…
さて話を元に戻して、メープル街道を倶知安方向に進むと、両側の斜面や山にはエゾ山桜が咲いていたり、春紅葉が見えたりしています。
枯れ木に交じって桜やコブシが満開、 新緑のはずの木々が茶色っぽく見えます。これを「春紅葉」と呼んでいます。本格的な光合成が行われると、茶色の葉は新緑に変わっていきます。典型的な例はエゾ山桜で見られます。ピンクの花と茶色の葉が同時に咲きそろいます。やがて桜の花が散る頃、茶色の葉は、緑色に変わっていきます。「春紅葉」については、当ブログ2010.6.1付「春紅葉」を参照してください。
倶知安富士見町の「農家のそばや」裏の湧水地「姿見の池」には冠雪したエゾ富士が映り込んでいます。幾分青みを強調していますが…
同じ姿見の池ですがカメラを右に降ると、白樺林の間からニセコ連峰が見えます。
富士見町から東方向の京極町に進むと、農家の方々が畑を耕しています。
京極町の名所「一本桜&羊蹄山」の見える町営牧場に来てみました。中央の桜はまだ開花前でした。
これで桜が満開ならば…5月15日北海道新聞後志版に、満開の桜とエゾ富士の写真が掲載されました。このアングルとほぼ同じでした。
周辺の丘陵地帯では農作業の真っ最中。畑に描かれた鋤き目が美しい。
こちらは真狩村から見た羊蹄山。
あちこち立ち止まりながら撮っていると、いつの間にか洞爺湖湖畔に近づいてきました。
ブルーの湖にシルエットで写る桜の木、すでに散ってしまったのか、それともこれから咲くのかわかりませんが…
こちらの山側の斜面では農作業の真っ最中。
湖畔の道路から奥に向かって延びる道路(通路)の両側にはエゾ山桜のがアーチを作っている。一部は葉桜ですが…。確かこの奥は青少年〇〇館があったはず、6年前の5月23日洞爺湖マラソン撮影の際にもここで撮った記憶がよみがえりました。当時のブログ「2010.5.28付」を見てみると、この奥には「北海道立少年自然の家(ネイパル洞爺)」がありました。6年前のその日中国山東省からの留学生が多数この自然の家で研修中のようでした。
しかし今回来て見ると当時の自然の家は跡形もなく消えて、民家らしき住宅が数軒建っておりました。また園内に数多くあった桜の木々も、3分の1ほどは伐採されてしまったようです。
タンポポと桜、6年前はもっと数多くの桜が咲いてましたが…
さて、小高い丘の頂上を目指してグネグネと進むと、梅園のある山頂に来ます。10台ほど駐車すれば満杯。運よく空きスペースがあり、そこに止めて撮影です。画像では傾斜の度合いが出てませんが、転げ落ちそうなほどの急斜面で、梅園に降りていく人はほとんどおりません。
サングラスの格好いい、ペアルックのお姉さん方に、撮らせていただきました。陽気なお姉さん方、そろいのTシャツは彼女達のお店のユニフォームかな?洞爺湖温泉街ホテル万世閣向かいのバーガー屋さんの「Hyduneハイドゥン」、近くに来たら寄ってみてください。写真撮らせていただいたお礼にPRしました。(クリックすると、HyduneのFBページへ飛びます)
サービス精神旺盛な彼女たちでした。モデル代払えないけれど、ありがとうでした。
梅を十分取り尽くして壮瞥の滝を撮りに行きます。洞爺湖から流れ出る唯一の川だとか(滝の近くの看板による)…
川の縁には桜が咲いていました。手持ちで撮影(ISO100、F22、1/3秒 NDフィルター使用)、さすがオリンパスの5軸手振れ補正。
こちらもシャッタースピード1/3秒、手持ち撮影です。
洞爺湖で沢山撮りました。あとは北順路を逆にたどって小樽に戻ります。と言いつつ、途中で絵になるシーンはないか、目はキョロキョロ、帰路は留寿都村を通らず真狩・ニセコに向かいます。途中真狩神社の辺りでランニング中の高校生に出会いました。
部活の最中だったようですが、足を止めて色々ポーズをとってくれました。、笑顔をの素敵な女子高生たち。こういう出会いもまた楽しいものです。
残雪の羊蹄と桜、農作業の始まり等、まだまだ紹介したい写真はありますが、機会を見てアップします。