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Channel: 紅露の写真日誌…北の大地・夢空間
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11月に入り、相次いで写真コンテストの表彰式が…

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                                 小樽市民会議「2015おたるカレンダー」11-12月頁「小樽ゆき物語の始まり」


1日(土曜)には、小樽市民会議主催「2015おたるカレンダー」写真コンテストの表彰式が、また3日(月・祭日)には小樽写真市展の表彰式がありました。すでに前々回のブログで紹介しました小樽写真市展が、10月の31日(金曜)から11月3日まで、小樽文学館内の市民ギャラリーで、入賞作品が展示公開されておりました。展示最終日に、表彰式を行い、その後作品を持ち帰るというものです。

前々回のブログでは、第2部ネイチャーの部の入賞作品をご紹介しておりませんでした。ので、ここに改めて紹介いたします。


左から推薦1点、特選2点、準特選2点です。
☆推薦(市長賞) 「夜明け」 嵯峨秋雄
☆特選(美術館長賞) 「旭岳の恵み」 鹿戸芳之
☆特選(ユネスコ賞) 「閉じ込められた気泡」 紅露雅之
☆準特選(朝日新聞社賞) 「金環日食とベイリービーズ」 角江嘉昭
☆準特選(読売新聞社賞) 「運河のアート」 内田絢子


入選作品に見入る人たち

なお、会場隣の別室にて市展運営委員長の川原静雄氏はじめ各賞を協賛した団体代表が一堂に介し、滞りなく表彰が行われました。なお上位入賞者には賞状と楯が、入選者には賞状が贈られました。副賞等は一切ありません。


ちなみに頂いた楯は、左が市展賞(推薦)、右がネイチャーの部のユネスコ賞(特選)の楯です。なお市展賞は平成10年にもいただいておりますが、まったく同じ楯でした。



さて11月1日(土曜)には「2015おたるカレンダー」フォトコンテストの表彰式が、小樽運河側のホテルノルドありました。小樽市民会議は、1982(昭和57)年、全国各地の日本青年会議所の呼びかけに応じ、組織し、町づくり団体と深い繋がりを持つために発足しました。全国の330もあった市民会議は、ここ小樽のみが現存しています。同カレンダーは、2000(平成12)年に小樽の良さを全国に発信しようと始め、途中休止もありまあしたが、今年で14回目の発行となります。10月中旬に市民会議のメンバーによる選考委員会(本郷正利審査委員長)を開き、審査の結果、6枚の掲載写真を決定しました。


ホテルノルド2Fで行われた表彰式の前に、報道機関にカレンダーが紹介されました。


各自入選作品ページを持って記念撮影。前列右は、市民会議の大渕会長。手にしているのは表紙ページで、金久保兵士郎氏のスケッチ画「小樽和光荘」です。


表彰式の後は、審査委員長本郷正利氏の講評がありました。

1-2月頁 「おもてなし・小樽雪あかりの路」 鹿戸芳之

<講評>「小樽雪あかりの路」が定着し、国内外を問わず多くの観光客が、寒さが厳しいこの時期に来ます。かまくらの中の雪だるまが、暖炉に温まるカップルのよう。心が温まる感じがします。

3-4月頁 「桜トンネルを征く」 貝沼正雄

<講評>水天宮鳥居正面の花園橋での撮影。、小樽の古い町並と桜をコラボして面白い。線路の上に桜のトンネルに見立て、画面の構成に成功している。

5-6月頁 「運河慕情」 太田照二

<講評>この角度からの運河は凛とした表情を見せている。またガス灯にかもめが休んでいるのもいいアクセント。普段の賑やかさがなく、ボートもゆったりと漂い、静かな運河を上手く切り取っている。

7-8月頁 「水すだれ(天神)」 嵯峨秋雄

<講評>小樽市の水道は今年100年を迎え、それを記念し、周辺をライトアップして水管橋を開放しました。スポットライトにより水の流れと森林が浮かび上がり、幻想的で、見学者のシルエットも神秘的な光景となりました。

9-10月頁 「塩谷 徳源寺の秋」 宮尾一美

<講評>
年輪を重ねたイチョウが、寺の門のように秋そのものを表現し、季節感を創出。窓に黄葉した木々が反映し、画面に無駄のない写真となりました。

11-12月頁 「小樽ゆき物語の始まり」 紅露雅之

<講評>深々と降りしきる雪、ストロボの発光撮影で、雪をシャボン玉のように表現しました。ファンタジックな世界に引き込まれそうになる、幻想的な雰囲気も良かった。

講評の後は、会場をホテルの最上階に移し、入選者と、市民会議のメンバー、審査員本郷氏との懇親会の始まりです。


なお入選者6人のうち5人までが旧フォートピアのメンバーでした。写真・カメラ談義に花が咲く。


2015おたるカレンダーは、紀伊國屋小樽店他小樽市民会議事務局(山田町荒幸雄仏壇店)でも取り扱っています(1部800円+送料)。旧小樽在住者や海外に転居されたからも引き合いがあるとか。


 

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